一倍体ゼブラフィッシュ胚発生異常に関する論文(筆頭:矢口君)をBioRχivに発表しました。
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- 2022年5月14日
矢口完くん(本ラボ博士卒;現HFSP fellow @UT Southwestern Medical Center)がインドNair研究室(Tata Institute of Fundamental Research; 現Indian Institute of Technology Bombay)で修行して開始した、本ラボ初のゼブラフィッシュ論文をBioRχivに投稿しました。矢口くんが哺乳類細胞で発見した「倍数性-中心体リンク(倍数性と比例して中心体数制御が変調する現象; Yaguchi et al., 2018 J Cell Biol)」が魚類においても発生しており、これに付随する細胞増殖不全が一倍体状態での個体発生能を制限していることを発見しました。この一倍体特異的な中心体喪失現象が高等動物の生活環における進化的制約になっている可能性について議論しています。齋藤大輝くん(現M1)もデータ取得で活躍しました。リンク