ニュース

2024
2024.8.30 京都工繊大の松尾和哉先生、北大電子研の玉置信之先生らとの共同研究論文がRSC Medicinal Chemistryから公開されました。染色体輸送モーター蛋白質CENP-Eの活性を、青緑光のON/OFFだけで制御できる阻害剤を開発し、生細胞中で光の効果を確認されています。菊川は熱異性化速度の決定をお手伝いしました。共同研究に感謝いたします。
2024.8.29 塚本卓助教、近藤香織さん、大竹崚平君、中野隼佑君らによるProteorhodopsin(PR)の論文がBiochemistry誌から公開になりました。南極のバクテリアを試料に、PRが細胞の光応答に貢献する様子や、PR自身の性質を調べた内容です。北大・低温研の先生方との共同研究です。有難うございました。
2024.8.22 濱田知快(ちはや)君が担当してくれたCl- pump rhodopsinの論文が、J. Biol. Chem.から公開されました。イオン選択膜で調べたところ、新たなCl-結合サイトが見つかり、輸送経路も予想できたという内容です。濱田君、おめでとう!
2024.6.3 京都工芸繊維大学・松尾和哉先生、北大電子科学研究所・ 玉置信之先生らとの共同研究論文が、Chemical Communicationsに掲載されました。細胞分裂時に染色体を集合させるモータータンパク質CENP-Eの阻害剤を、光異性化色素を骨格として開発し、光環境に応じて、阻害と非阻害をスイッチすることを可能にしたという内容です。一つの細胞内で、部位得意的にCENP-Eの働きを阻害できるという、大変興味深い結果を報告しています。菊川は、阻害剤の熱異性化速度の測定をお手伝いしました。共同研究に感謝いたします。
2024.5.28 研究成果更新
2024.4.1 メンバーリスト更新
2024.3.16 札幌グランドホテルで、出村誠先生の退職祝賀パーティーを開催しました。沢山の卒業生の方にお越しいただき、大変良い会になったと思います。どうも有難うございました。
2024.3.2 今年度の卒論と修論発表会が無事終わり、慰労会で表彰式がありました。弊研究室からは、大木優也君(修論発表 優秀賞)、和田丈司君(卒研発表 最優秀賞)、小川遥己さん(学科成績最優秀賞)が表彰されました。他のメンバーも本当に良い発表でした。お聞き頂いた皆様、大変有難うございました。
2024.2.15 佐賀大学・藤澤知績先生、海野雅司先生との共同研究論文が、J. Phys. Chem. Lett.に掲載されました。過渡共鳴ラマン散乱によって、Na+ポンプロドプシンのレチナール再異性化過程を詳細に解析しました。共同研究に感謝致します。
2023
2022
2021
2022.1.11 菊川准教授の総説 "Unique Cl- pump rhodopsin with close similarity to H+ pump rhodopsin”が、Biophys. Physicobiol. から公開になりました。執筆の機会を与えていただき、誠に有難うございました。
2021.12.1 M2の近藤香織さん、 M2の蔵根ひなさん、M1の佐藤千乃さん、B4の大木優也君が、第59回日本生物物理学会年会(2021年11月25-27日、オンライン開催)で研究発表を行いました。発表をお聞きいただいた方々、誠に有難うございました。
2021.9.13 名古屋大学・横山泰範先生、瀧口金吾先生、竹中康司先生の研究グループ、群馬大学・髙橋浩先生、園山正史先生との共同研究論文"Pore Size Distributions Related with Spontaneous Purple Membrane Stacking in Porous Hydrogels"が、J. Phys. Soc. Jpn.誌に掲載されました。共同研究に感謝いたします。
2021.8.3 佐々木将伍君と西谷宏輝君(ともに修士卒)が担当してくれた、H+ pump rhodopsinについての論文"Replaceability of Schiff base proton donors in light-driven proton pump rhodopsins" がJ. Biol. Chem.から公開になりました。
H+ pumpは、"H+ donor"と呼ばれる残基に注目すると、主に3種類(Asp型、Glu型、Lys型)に大別できます。当然のことながら、Asp型とGlu型が共通のメカニズムを持ち、Lys型は特殊と考えられてきましたが、donor残基を相互に入れ替える実験から、実は、Asp型が特殊であることを明らかにしました。松山大学の田母神淳先生との共同研究の成果です。
2021.8.3 岡山大学・須藤雄気先生、小島慧一先生、渋川敦史先生の研究グループ、東京大学・吉澤晋先生の研究グループとの共同研究論文"Functional expression of the eukaryotic proton pump rhodopsin OmR2 in Escherichia coli and its photochemical characterization" が、Sci. Rep.誌に掲載されました。
真核生物由来のH+pumpを大腸菌で発現させることに成功し、さらに、精製タンパク質を用いて、特徴的な光反応を明らかにしています。共同研究に感謝いたします。
2021.7.2 松山大学・田母神淳先生に纏めて頂いた総説 "Functional Mechanism of Proton Pump-Type Rhodopsins Found in Various Microorganisms as a Potential Effective Tool in Optogenetics" がIntechOpenから公開されました。
2021.6.29 群馬大学・園山正史先生の研究グループ、および、群馬大学・網井秀樹先生、高橋浩先生、名古屋大学・横山泰範先生、産総研(つくば)・高木俊之先生との共同研究論文"Comparison of Functionality and Structural Stability of Bacteriorhodopsin Reconstituted in Partially Fluorinated Dimyristoylphosphatidylcholine Liposomes with Different Perfluoroalkyl Chain Lengths"が、Biochim. Biophys. Acta, Biomembr.誌に掲載されました。 共同研究に感謝いたします
2021.6.2 佐賀大学・海野先生におまとめ頂いた「光受容タンパク質の分光学的研究」に関するcommentaryが、Biophys. Physicobiol. に掲載されました。
2021.5.31 東邦大学・宮内正二先生の研究グループとの共同研究論文 "Protonation State of a Histidine Residue in Human Oligopeptide Transporter 1 (hPEPT1) Regulates hPEPT1-Mediated Efflux Activity" が、Biol. Pharm. Bull.誌に掲載されました。共同研究に感謝いたします。
2021.5.18 加藤朝也君の学術論文 "Real-Time Identification of Two Substrate-Binding Intermediates for the Light-Driven Sodium Pump Rhodopsin" が、J. Biol. Chem.誌から公開されました。加藤君、おめでとう!
2021.4.12 菊地ちひろさん、蔵根ひなさん、渡邊拓真くん、塚本助教らによる学術論文 "Preference of Proteomonas sulcata anion channelrhodopsin for NO3 revealed using a pH electrode method" が、Scientific Reports誌で公開されました。
2021.4.1 メンバーリスト更新
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