生体は、微生物の排除と共生というメカニズムを有しています。なかでも消化管では、腸内微生物と宿主細胞の免疫系が、さまざまな細胞・分子間情報伝達を介する相互作用によって、生命活動を支えていると考えられます。
 私たちの研究室は、消化管の粘膜免疫システムにおける自然免疫の仕組みとはたらきを、ディフェンシンをはじめとする抗菌ペプチド及びその産生細胞であるパネト細胞(Paneth cell)の分子機構という視点から、分子生物学的、生化学的、免疫学的方法を用いて解明しています。粘膜免疫という壮大なシステムにおける自然免疫の未知のはたらきを理解することによってはじめて、人類を悩ましている感染症や原因不明の難治性炎症性腸疾患の本質を明らかにすることができます。
 私たちは、自然免疫のはたらきを解明することにより、健康と病気を分けるメカニズムを理解し、難治免疫疾患の克服に貢献することを目指しています。

サイエンスグローブ「リガクの世界をのぞいてみない?」を開催しました。

FMI国際拠点で科学コミュニケーション「消化管体験ツアー」を行いました。

北海道広域TLO通信の「北大の技術紹介」にて中村先生が紹介されました。

独立行政法人 産業技術総合研究所バイオメディカル研究部門 辻 典子先生を講師にお迎えしてフード&メディカルリサーチセミナーが北海道大学で開催されました。

国立台湾大学 (NTU)との共同研究でNTU大学院修士2年のChenさんが短期滞在しました。

医学生物学分野の国際的論文情報サイトGlobal Medical DiscoveryでKey Scientific Discoveryとして中村先生の論文が紹介されました。

English homepage was renewed.

「腸から健康と病気に迫る」自然免疫研究室のホームページにようこそ

CoSTEPのインターネットラジオで研究が紹介されています。

消化管体験ツアー 8月8日,9日「子ども霞ヶ関見学デー」に参加します。