Date: 2018.03.08
タイ・チェンマイ大学と国際共同研究を行った、ポリ乳酸分解酵素を産生する新規微生物に関する論文が Int J Syst Evol Microbiol誌に掲載されました。
この研究では、生分解性プラスチックとして注目されているポリ乳酸(PLA)分解酵素を高産生する、新規の放線菌を同定しました。PLAは優れた機械的特性を持ち、新規市場が急伸していますが、微生物による生分解機構には不明な点が多く、本研究は、微生物によるPLAの分解機構の解明等につながる重要な研究成果といえます。
Amycolatopsis oliviviridis sp. nov., a novel polylactic acid-bioplastic-degrading actinomycete isolated from paddy soil.
Penkhrue W, Sujarit K, Kudo T, Ohkuma M, Masaki K, Aizawa T, Pathom-Aree W, Khanongnuch C, Lumyong S.
Int J Syst Evol Microbiol (2018)