七月十六日  (金)  晴  (一日目)
今日よりノルウェーのフィヨルド観光の旅に出掛ける。今朝はすっかり晴れ上がり最高の旅行日和となる。黒羽のお父さんに今から出掛けることを電話する。用意周到に準備された政孝さんの自家用車に、調理器具や衣類などの荷物を積み込み、十時四十分、ベネグレンセンターの自宅を出発して、ノルウェーのオスロに向って進む。二時間走って着いた所がアーベスト。

この辺は広い牧草地帯で馬の飼育が盛んで、ダーナラヘストと言われ広場には、真赤で大きな大きな馬の像がこの地のシンボルとして立っている。

ここで昼食、大勢の人が日光浴をしながら休んでいた。家から此処までの途中の風景は、広々とした牧草畠や麦畠、所々に真黄色な菜の花畑が続きとってもきれいだつた。高い山は殆どなく広々とした眺めが続き、ところどころに赤茶色の瓦屋根の集落があり、それぞれ立派な教会が建っている。

昼食後、三時間くらい走りマルングの町までくる、途中の家々は緑の絨毯を敷き詰めたような芝生の庭がきれいに手入され、庭先には白い椅子とテーブル.ビーチパラソルなどが置かれていて、優雅にのんびりと、短い期間の夏の陽を満喫している家族の様子がたくさんみられた。又途中で往きかうキャンピングカーの多いのには驚いた。

ダーラナヘストの巨大な赤い馬
 
 

 

一軒家を一晩借りた。孫たちとその庭にて。
 
 

 
 

ルングに着いて素敵なサマーハウスを借りきる。丁度ベットも五つあり部屋もきれいで、くつろいだ一夜を過ごすことが出来そうだ。

現在午後六時三十分、庭に用意されたカラフルなピーチパラソルの下で、白い椅子にゆっくり疲れを癒しながら日記を書いている、南菜子と拓海はリックに詰め込んできたおもちゃを広げて遊び始めた。美子は家の中で夕食の支度をしている。

今日の走行距離は三百キロメートルとのこと、政孝さんは細かく気を使いながら大変だったことだろう。お陰様で今日一日快適なドライブができて有難う。

玄関にて記念写真を撮る。大家さんは隣に住んでいた
 
 



昨夜借りた家。ホテルに泊まるより安上がり。



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