北海道大学大学院先端生命科学研究院 細胞ダイナミクス科学研究室(第3研究室)先端融合科学研究部門 

芳賀教授インタビュー「第3研の研究まとめ」

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細胞とは、何だろう?

細胞ダイナミクス科学研究室(第3研究室)で進めている研究を、芳賀教授が分かりやすくお話しします。生物の最小単位である細胞って、何なのでしょうか?

研究室のテーマ ~細胞の原理を探り、命を支える~

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 私たち第3研究室では、細胞をターゲットに研究を行っています。「細胞とは何だろう?」ということを調べるのが、第3研究室の目標です。とくに、細胞が動くことと、細胞がたくさん集まって生き物の形を作ることに着目して研究を行っています。

 理学部は「どうして自然界は、こうなっているんだろう?」という自然の原理を調べることをミッションとしています。そして、原理が分かりはじめると、次に、「これは何かの役に立つのかな?」という疑問がわいてきます。「これは将来、こういうことに役に立ちます」という説明ができることは現代の科学にとって大事なことです。

 そこで、第3研究室では、がん細胞の研究や再生医療につながる研究も行っています。
 研究テーマは、大きく分けて4つあります。

  1. 細胞の運動
  2. 三次元組織の形成
  3. がん細胞の悪性化
  4. 幹細胞の神経分化

 それぞれのテーマについて、以下のようなお話をします。

  • 細胞の運動……駆け巡る細胞たち。秩序をつくり、命を守る。
  • 三次元組織の形成……いつの間にか形を作る細胞たち
  • がん細胞の悪性化……がんとはどんな現象か?暴走するがんを止めよう!
  • 幹細胞の神経分化……話題のES細胞から神経を作ろう!

最初から読む 「1.細胞の運動」

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