スウェーデンについて

 

 面積は日本の一・二倍、ヨーロッパでは四番目の広さで広々とした大地、途切れることなく続く原生林、古代からそのまま残っている大自然。百万年前は殆どが氷河に覆われていたとのこと。

前面積の約五十パーセントは森林・耕作地は(畠、牧草地)約九パーセント・沼・湖・河川が約九パーセント・湖・沼は九万六千もあり、その内、湖だけで二万四千位あるとのこと、又スウェーデンは十四の島から成り立ち、五十三の橋が架っていて交通の便を図っているという。

成人の六人にひとりは舟を持っていて、一か月に五千円位の停泊料で水に浮かぶマイホームと言われているとか。更に百八十年余も戦争をしていない平和な国である。だから宮殿をはじめ数多くの建築物が古い歴史を物語っているわけだ。

 

  美子たちに案内して貰った主な観光名所を挙げてみる。

 

★夏至祭で有名なダーラナ(夏至祭が盛大に行われる所で、広大な牧草地と馬の放牧、農耕馬ダーナラヘストで有名)

★セルゲル広場(ストックホルムの中心にある広場で、その広場には八万枚のガラスで出来た彫刻のタワーが立っていて、其の周りには見事な噴水が高くふきだしそれはそれは見事である)

★ヒョートリェット市場(百年も前から開かれていて色とりどりの花や、色々な野菜や果物などが、台の上や路地に山と積まれ又装飾品などの数々が出店されていて大きな広場は、人々の波でいっぱい、威勢の良い客寄せの声で賑わっている)

★カール・ミレスの彫刻(ヒョートリェット市場の東側に立っている)

★コンサートホール(市場の東側に建つブルー色の大きな建築物でコンサートなどのほかに、十二月十日、ノーベル賞授賞式が挙行される所で有名である)
 
 

★ドロットニングホルム宮殿(北欧のベルサイユ宮殿とも言われ、現国王が居住している)
(こちら側が正面)

★ガムラ・スタン宮殿(現在の王様が執務している)

★旧市街ガムラ・スタン(ガムラ・スタンの銀座通りと言われている)

★王立公園(ハガパークといって昔の王様の庭園だったとかで、南菜子たちの住んでいる所の直ぐ近くにある)

★ストックホルムの市庁舎(二十世紀の名建築、優雅で厳粛な気品さは市庁舎と言うより宮殿か古城を思わせる)
 
 

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