利用案内

試料調整についてのお願い


依頼測定の申込方法

以下の申請フォームから必要事項を入力するか、または同等の情報をEメールで連絡して下さい。
  1. 測定申込者に関する情報
     氏名、電話番号、Eメールアドレス、所属研究室
  2. 支払い財源に関する情報
     支払責任者、所管コード、所管名、目的(研究経費・教育経費)、プロジェクトコード(外部資金の場合)

    ※支払い財源については手続きを行う前に利用金額の通知と確認のためのEメールを送信します。
    事前に登録した情報と異なる財源からの支出を希望する場合には、必ず新たな財源情報をお知らせ下さい。返信が確認できない場合には事前登録された財源から支出されます。
    流用手続きは10月初旬(4月から9月までの利用分)、2月初旬(10月から1月の利用分)となります。2月・3月分は支払い財源は一般運営財源のみ可能です。(手続きは翌年度になります)

  3. 試料に関する情報
     化合物について(組成式、分子量、純度、濃度、安定性)、溶媒(種類及び重水素化率)
  4. 測定に関する情報
     観測核種、測定手法、パラメータに関する希望、測定温度

依頼測定 申込フォーム

※試料はエレベータ前の冷蔵庫に入れて頂くか、直接担当職員にお渡し下さい。


データのフォーマットについて

NMRデータ処理専用ソフトウェアでのみ取り扱い可能なバイナリデータ

Delta、TopSpinなどの専用ソフトウェアが必要になります。これらのソフトウェアで未処理のFID(時間領域のデータ)に対して処理に関するパラメータを目的に合わせて最適化したり、処理済みのスペクトルに対して定量や帰属などの解析に有用な機能を利用することが可能です。

▶Delta
本施設のJEOL製NMR装置における標準ソフトウェアで、オリジナルデータはこちらの形式になります。FID、スペクトルのどちらのファイルもも拡張子は"jdf"となり、 これらはバージョン番号(ファイル名における".jdf"の直前にある数値)で区別されます。当ソフトウェアは無料で利用可能です。(要登録)
詳細は以下のWebサイトを参照して下さい。
JEOL Delta 公式Webサイト

▶TopSpin
Brukerが提供するソフトウェアで、Delta形式(.jdf)のFIDをインポートし、自身でスペクトルに変換することが可能です。 希望に応じてこちらでTopSpinで変換したスペクトルデータを提供することも可能です(スペクトルデータ"1r"(1Dの場合)や"2rr"(2Dの場合)を含んだフォルダ)。 本学を含む学術研究機関に所属する方はアカデミック版を無料で利用できます(登録が必要)。 詳細は以下のWebサイトを参照して下さい。
Bruker TopSpin 公式Webサイト

その他のフォーマット

▶CSVデータ(ASCII形式)
Excel等の汎用データ解析ソフトウェアで取り扱い可能なフォーマットです。ただしFIDを汎用ソフトウェアで適切に変換することは極めて困難です。スペクトルについてのみこの形式の利用を推奨します。

▶スペクトルの印刷イメージ(画像)ファイル

*希望に応じて他のフォーマットも検討可能です。


データの提供方法について