ドライブコースの頂上でひと休み、百八十度ぐるっと見渡す眺望は、言葉では言い表せない程雄大で感嘆するばかりだ。ここには私の背丈の二倍もあるようなケルンが何個も立っていた。多くの観光客が立ち寄るのだろう。
それからこの険しい山岳道路を海抜一千百メートル位まで下りた所には、草原もあり羊の群れが草を食べながら道路まで出て来ている。だんだん下って平地の海辺の広場には、短い夏のバカンスを楽しむ人たちがキャンピングカーで、ゆっくり休んだり宿泊したりする人たちでいっぱいであった。
政孝さんも、インホメーションを六・七個所当たってやっとガムロと言う所で二階建てのコテージがみつかる。
ケルンの近くで、はいポーズ。手にしているのはお昼のパン。