研究と交流の場
研究室(実験エリア)
実験室1
実験室1には居住スペースと実験スペースがあります。
居住スペースでは、所属メンバーが実験計画を立てたり論文を読んだりして過ごしています。
細胞ダイナミクス科学研究室では、メンバー間で積極的なディスカッションをしてもらいたいと思っています。そのため、座席の周辺に仕切りは作らず、大きなデスクをみんなで共有して使っています。わからないことがあるときも、気軽に先輩に質問できます。
実験室1の実験スペースでは、細胞培養を行っています。
細胞培養はすべての実験の基礎となる重要な実験技術です。細胞をクリーンな環境で育てるための様々な機材が設置してあります。
【主な実験設備】
クリーンベンチ(3台)、インキュベーター(2台)、液体窒素保存容器(2台)、ディープフリーザー、位相差顕微鏡、エレクトロポレーターなど
実験室2
実験室2も居住スペースと実験スペースがあります。
実験室2の実験スペースでは、主に生化学実験や遺伝子工学実験が行われています。
細胞内のmRNAやタンパク質の定量実験(qRT-PCR、ウェスタンブロット)や、細胞内のタンパク質の位置を調べる実験(免疫蛍光染色)、遺伝子操作に使用するプローブの作成などを行っています。
【主な実験設備】
サーマルサイクラー(4台)、ウェスタンブロット機材(3セット)、遠心分離機(2台)、ドラフトなど
実験室3
実験室3は、すべて実験スペースです。
細胞が動く様子を観察するための位相差顕微鏡や、細胞の物性を計測するための走査型プローブ顕微鏡などが設置してあります。また、実験に使用するゼブラフィッシュの飼育もおこなっています。
【主な実験設備】
タイムラプス撮影用位相差顕微鏡(5台)、走査型プローブ顕微鏡(2台)、共焦点蛍光顕微鏡、マイクロマニュピレーター、ゼブラフィッシュ用水槽など
セミナー室(交流エリア)
セミナー室は、ミーティングや食事などに利用しています。
研究のことはもちろん、学生生活や将来のことなどを話し合い、お互いに交流を深めています。