岩崎 暖|高分子機能学・3年生(当時)

2016年9月9日~2016年9月24日/ドミニカ共和国

 

私は今回、内閣府の国際青年育成交流事業に参加し、ドミニカ共和国派遣団の一員としてドミニカ共和国へ行きました。2週間ほどの滞在の間に、大統領表敬訪問や、国会議事堂の見学、現地のダンスを習ったり、学生とのディスカッションプログラムに参加したりなど様々な活動を行い、さらに帰国後は事業参加者が合宿形式で討論を行う国際青年交流会議に参加しました。

大統領表敬訪問(筆者は前列左から2番目)

 

下院議長表敬訪問(筆者は後列左から6番目)

私がこの事業への応募を決意したきっかけは、日本の代表として海外経験を積みたい、自分の力を試してみたいということでした。実際に現地に行ってみて、多くの人に出会い、様々なことを話し経験したことで、今まで持っていた自分の価値観が大きく変わり、新しいものの見方を得ることができました。例えば、ドミニカ共和国では働く女性のたくましさを感じたのと同時に格差も感じました。都市部の女性は高い教育を受け、日本以上に女性の社会進出が進んでいるのに対し、田舎の女性は字も読むことができず仕事を得ることすら困難な状況でした。私は今まで格差を感じるということがなかったのですが、今回実際に自分の目で見て、日本で自分の周りに存在する格差に気付くことができるようになりました。

JICAが支援しているピーナッツ工房を見学

さらに、一緒にドミニカ共和国へ行った団員たちと過ごしたことも、とてもいい経験でした。団員の中でサイエンスを学んでいるのは私だけだったので、普段の生活を共に過ごし、ディスカッションを行ううちに、私の考え方は他の人に比べて理系的で、そこが私のアイデンティティのひとつなのだと気付くことができました。ここで出会った仲間はみんな尊敬できる素晴らしい人たちなので、これからもこの関係を大切にしていきたいです。

現地学生とのゲーム大会で優勝

今回の体験から、理系でも国際交流によってたくさん得るものがあるし、成長することができると感じました。一般的に国際交流といえば文系のイメージが強いうえに、活動内容も理系分野に関する活動はほとんどないので、理系で本当に国際交流を行う意味があるのかと思う人がいるかもしれません。しかし、大事なことは、その経験から自分が何を感じ、何を学ぶかです。私がこの体験から得たものは、今後の進路においても大きな財産となると思います。