学びのキーワード 22

赤外円二色性

 偏光面が回転しながら進む光を円偏光といい、キラルな分子の解析に強力な手法として使われています。従来の円偏光は、紫外光と可視光が広く用いられてきましたが、ごく限られた分子にしか適用できないものでした。近年、赤外光での円偏光装置が開発され、あらゆる分子の構造を詳細に解析する手法として注目を集めています。本手法はまだ普及し始めたばかりですが、薬剤、香料、生理活性糖鎖など様々な分子の研究に役立っています。

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化学生物学研究室