MinD の活性中心
2.3Åの構造解析で得られた電子密度分布図には,MinD に結合しているADP
とMg2+イオンがはっきりと観られました.
「網」で示されているのがX線結晶構造解析で得られた電子密度分布で,その中
にADPとMg2+イオンと水分子(の酸素原子)のモデルが組み立てられていま
す.
活性中心付近のアミノ酸残基の立体配置を詳細に覩ることで,MinD の ATPase
活性の機構を考察することが出きます.上の図はステレオ図といって,左の絵を
左の目で,右の絵を右の目でそれぞれ見ることで立体的に見ることが出来ます.