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【受賞】光武進特任准教授がFEBS Letters Young Group Leader Award2013を受賞

2013.04.25

 先端生命科学研究院 光武進特任准教授の論文が、2013年度のFEBS Letters Young Group Leader Award(毎年1名)に選ばれました。この賞は、前年に発表された極めて優れた研究報の責任著者で、40歳以下の独立した研究者に授与されるものです。
 7月8日にSt Petersburgで開催されるFEBS (Federation of European Biochemical Societies)(欧州生化学会連合)の総会で授賞式と授賞記念講演が行われます。

 

(論文概要)糖尿病、高脂血症、高血圧等を含むメタボリックシンドロームは、内臓脂肪の蓄積による肥満が原因となると考えられています。この肥満は、脂肪組織の慢性的な炎症を惹起し、これがメタボリックシンドロームの増悪要因の一つと考えられています。脂肪組織の炎症を惹起するメカニズムの一つとして、マクロファージの脂肪組織への浸潤と、その後の泡沫化が知られています。本研究で光武らは、スフィンゴ脂質代謝酵素の一つセラミドキナーゼの遺伝子欠損マウスでは、この肥満に伴うマクロファージの脂肪組織への浸潤が強く抑制されていました。そのメカニズムとして、ケモカイン受容体CCR2の下流にこのセラミドキナーゼがある事を明らかにしました。この成果は、細胞膜スフィンゴ脂質の代謝制御が、ケモカイン受容体のシグナル伝達に深く関わる事を示し、これまでと全く違ったアプローチでメタボリックシンドローム改善薬の開発概念を提唱しうるものと期待されます。

FEBS Letters Young Group Leader Award

北海道大学未来創薬・医療イノベーション拠点形成

 

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